フルコースの解説
> デザート DESSERT
料理の最終のコースはデザートです。デザート類はチーズ、甘味、果物の三つに大別されます。満腹感よりデザインに重点をおき、手の
込んだものも珍しくありません。
デザートコースの銀器類は、お皿の向こう側のものを使います。デザート用のクリームスプーンはやや四角い形をしています。
日本でいうデザートとしては、アイスクリームやムース、ババロア、シャーベットなど様々なものがあります。メイン料理を食べ終えた
後に出されますが、欧州では、まずチーズを出されることも珍しくありません。チーズは、油たっぷりの肉料理と甘いデザートを
つなぐ役目をします。一般的には、デザートが出ますとタバコやトイレの利用もOKです。
デザートとして使用されるフルーツは、ほとんどカットして出されます。披露宴でよく出されるメロンは、皮から果肉をうまく
はずして食べますがスプーンの先がフォーク状になっているメロンスプーンで食べる時は、左手をメロンに添えて食べても構いません。
直接、指を使って食べる果物などには、フィンガーボールが出されます。フィンガーボールを飲み物と間違わないようにご注意下さい。
また、両手をどっぷりつけるのはマナーとしてよくありません。片手ずつ指先を洗い、ご自分のナプキンで拭いて下さい。