立ち方の基本
きれいな立ち方
きれいな立ち方
    ホテルマンにはビシッとしているというイメージがあります。このイメージをいつも維持できないと一流とは呼べません。しかし
 これはホテルの社員にだけ要求される問題ではありません。配ぜん人にもアルバイトやパートの人にもみんなに求められることです。
 たった一人のスタッフの印象が悪かったがためにそのホテル全体の印象を悪くすることもありますので、この第一印象を良くする
 というのは大変、大切な問題です。
 <きれいな立ち方>
    私はモデルではありませんので、モデルのような立ち方は分かりませんが、ホテルマンとして
 こういう立ち方がきれいに見えるという立ち方がありますので、それを紹介させて頂きます。
    まず「気を付け」の姿勢をとって見て下さい。足の裏のどこに重心が一番かかっているで
 しょうか?裸足で立てば踵(かかと)に重心があるはずです。それを足の裏全体で支えられる
 ように靴はヒール(かかと)が少し高くなっているのです。体重を足の裏全体で支えられる靴
 でないと長時間の立ち仕事には適さない靴だと言えます。きれいな立ち方のまず第一のポイント
 は、体重を正しく足の裏全体で受け止めるようにして立つということです。ですから両足は
 きちんと揃えて立ちます。踵と踵をくっつけて、つま先は少し(約60度)開きます。これはO脚の
 ように膝と膝の間に隙間ができないようにするためです。普段から膝と膝がくっつくように膝の
 内側を合わせるよう心掛けましょう。